高麗人参コラム

高麗人参は栽培期間が長いからこそ栄養素が高い?

高麗人参の歴史は古く、
中国では「奏の始皇帝」が、日本では「徳川家康」が 愛用していたものとも言われる、""最高級の生薬"" (生薬とは、天然に存在するものの薬効。有効成分を精製することなく体質改善を目的として利用されている薬の総称)


数千年前から現代にいたるまで幅広く利用されている高麗人参ですが、その栽培は容易ではないよう。近年では様々な研究の末、昔に比べて少しは栽培しやすくなったようですが、まだまだ他の食物に比べれば、栽培は難しいものと言えます。


そんな高麗人参の栽培は、まず適した土を作ることから。
通常、食物の成長を良くするために利用される 化学肥料や堆肥ですが、高麗人参はこれらの肥料の利用がタブー。化学肥料や堆肥を使っての栽培はかえって逆に高麗人参の成長を阻害してしまうことがあり向かないもの。
高麗人参栽培に適した土作りには有機物を使って行います。
そんな、高麗人参の土つくりにかかる期間は約1年。(栽培前の土つくりだけで1年も かかるんですね。)


その後の栽培時も、高麗人参は直射日光に弱いため、日光を遮ってあげる必要があり手間がかかるもの。そして、種をまいてから約4年が経つ頃にようやく高麗人参は開花。 実を付けはじめます。(高麗人参の実は赤色の実がなるようですよ。)


種をまいて実がなるまで4年。ここまで来たらあと少し!やっと待ちにまった収穫の時期が近づいてきました。
通常、高麗人参の収穫は、実がなった4年目から6年目の間に行われるものが多く、根の部分が高麗人参として出荷されるもの。


そして収穫された高麗人参の価格は、栽培年数によって大きな差が生じ、価格差は数千円から数百万円まで。 栽培期間がより長い物の方ほど高価なものとなるようです。


その理由として、高麗人参の成長過程が関係。
高麗人参は成長していくうえで、土の栄養分を存分に吸収しながら成長し、
収穫後の土地は、""次の栽培まで10年近く空けないと土に栄養が戻らない!!と言われるくらい土をスカスカにし、栄養を根が吸収。


言い換えれば、「土の栄養分が無くなる=高麗人参の根は豊富な栄養素を多く含む」ということ。
少しでも長く、栄養素を多く含んだものほど高価な値が付くのは当たり前なことですね。


それ以外にも高麗人参は、カタチが人に似ているものほど高価な価格で取引されるもので、
これは、人のカタチに似ている方が薬効が高いと言われていた昔の名残ですが、今でも受け継がれているようです。


このように 高麗人参の栽培は非常に手がかかり、時間もかかるものですが、もちろん素人が自宅で栽培することも可能だそう。
興味がある方は、試してみてはどうでしょう。