高麗人参コラム

高麗人参の加工方法・栽培年数・産地は?何が違う?

韓国や中国を中心に""万能薬""として昔から利用されてきた高麗人参。
日本でも江戸時代 ""徳川家将軍 徳側家康"" が高麗人参を肌身離さず常に持ち歩いていたという言い伝えがあるように、健康や美容効果にと 古くから多くの財力者・権力者が愛用していた食材のひとつです。


そんな高級食材の高麗人参は、昔 ""一般庶民では欲しくても絶対に手が出せないもの"" とされてきました。
ですが、現代では まだまだ高級食材のひとつには変わりはありませんが、昔のように高価なもの、手が出せないものと言うほど高くはなく、一般家庭の方でも購入できるまでになっています。


誰でも購入できるほど価格が落ち着いてきた高麗人参ですが、現代では高麗人参の加工方法、栽培年数、産地などによってまだまだ高価なものもあるよう。
ここでは、そんな価格差に関係する高麗人参の加工方法、栽培年数、産地についてみていきたいと思います。


《高麗人参加工方法》
高麗人参の加工方法は大きく3つの種類・方法に分けることができます。


【紅参】
紅参(こうじん)は、畑から収穫した高麗人参を水洗い、根の表面の皮をはがすことなくそのままの状態の高麗人参を蒸し、水分が14%以下になるまで乾燥させたもののことを言います。
高麗人参の皮にはサポニン(重要成分)が多く含まれており、その皮を剥がすことなく加工しているのでサポニン含有量がとても多く、最も高級な高麗人参として販売されるもの。
また紅参は、加工過程で高麗人参の表面が茶褐色になることから「紅」の「人参」 ""紅参""と呼ばれています。


【白参】
白参(はくじん)は、4年根の高麗人参を使うことが多く、収穫した高麗人参の皮をむき、乾燥させたものが「白参」
白参は、新陳代謝を活性化させ興奮作用があるものとして、強壮剤として利用されることが多いもの。また、ホルモン分泌を促す作用もあるため、不妊や更年期障害で悩む方にも効果が期待できるもののよう。
ちなみに、加工過程で皮をむかずに乾燥させたものもあり、それは「皮付き白参」として販売されているようですよ。


【水参】
水参(すさむ)は、生の状態の高麗人参のこと。収穫したそのままの高麗人参のことを言います。
もともと「水参」とは、生の高麗人参の根のことを指している呼び名。
お茶や漢方薬、サプリメントとして利用される「紅参」「白参」と違って「水参」は、主に料理に利用されるようです。


《栽培年数》
高麗人参は、1年根から6年根まで 6つの階級に、栽培年数によって分かれています。
通常、高麗人参は種をまいてから4年ほどで小さな白い花を咲かせ、赤い実をつけます。
そして その後、種を植えてから 4年から6年ものの高麗人参が収穫時期。


高麗人参の栽培年数の見分け方は葉を見れば一目瞭然!
高麗人参の葉には葉柄があり、年を重ねるごとにその葉柄は一本、また一本と増えていき、4年根なら葉柄は4本、6年根ならは葉柄が6本ついているようです。


《高麗人参の産地》
日本に出回っている高麗人参の多くは、韓国や中国からの輸入物がほとんど。
韓国での高麗人参の産地は、仁川広域市江華郡、忠清南道錦山郡、豊城(ぷんぎ)産のものが有名。
中国での高麗人参の産地は、長白山(白頭山)、北朝鮮南部では開城(ケソン)市が有名です。


そして意外に知られていないのが日本産の高麗人参。
高麗人参は、中国や韓国で栽培されているもの!と思っている方も少なくないと思いますが、実は日本でも「長野県の東信」や「福島県の会津」、「島根県の松江」でも栽培されています。


日本産の高麗人参は、ほとんどが国内では利用されず、香港や台湾といった海外へ輸出され、海外では品質の高い高麗人参だと評価されているようですが、日本ではあまり知られていませんね。